皆さん、こんにちは、MS部の上原です。
福岡拠点でコーディング業務に従事している一方、趣味では音楽制作に没頭しています。楽器を直接演奏することなく、デスクトップミュージック(DTM)と呼ばれるPCを使った方法で行っています。国・ジャンル問わず、さまざまな音楽のインスピレーションを探している中で、奇妙すぎる曲に出くわしたので、今回はそれについて紹介しようと思います。
楽曲「4分33秒」をご存知でしょうか?
アメリカの音楽家ジョン・ケージが1952年に作曲した楽曲です。
この作品の名前は、演奏時間そのものを指しており、全体でちょうど4分33秒続きます。
でも、肝心の演奏は 無音です。
この作品は、演奏者が楽器を前にしてるのに、一切音を出さない、というものです
楽譜は「TACET」という言葉が各楽章に書かれているのみです。
※「TACET」は沈黙するという意味で、演奏者は指定された時間、音を出しません。
ケージは、音楽とは音だけでなく、「無音」にも焦点を当てるべきだと考えていました。
彼によれば、「無音」の中にあるコンサートホールの微小な音や外の自然音、聴衆の呼吸などもすべてが「4分33秒」の一部となります。
しっかり3楽章構成で、初演に使われた楽譜は12ページあったとか、、
この特定の演奏時間になった理由は、諸説ありますが各楽章の長さを決めるためにタロットカードを使ったと言われています。
伝統的な音楽構造を飛び越え、偶然性を作曲の一部として取り入れたいと考えていたみたいです。
その結果、第1楽章30秒、第2楽章2分23秒、第3楽章1分40秒、合計で「4分33秒」となったということです。
演奏を聴いてみたい方は「4分33秒」とYoutubeで検索してみてください。
コンサートの様子を見られると思います。
APPLE MUSICやSpotifyなどでも配信しているようなので、
イヤホンのノイズキャンセル機能はオフで聴くことをおすすめします。
次回は、MS部 築後谷さんです。宜しくお願いします!
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