こんにちは、MS部の篠原です。
今回は、ここ数年新しい文化として急速に世界に広まった新常識であり、
そして今や多くの方が経験をしたことがある「リモートワーク」について、
気をつけたいこと・面白かったことなど、あれやこれを振り返りつつ
せっかくなので、国内でのリモート業務と海外とのリモート業務を比較形式で、書いていきたいと思います。
1.回線のはなし
まずリモートワークをする上で、メインキャストとなるのは・・・・PCと回線!
これがないと始まらないです。ただし、Wi-Fiだけ揃えれば安心かというと、そうでもありません。
万が一の事態に備えて、アレが必要です!!
国内の場合:
スマホは、テザリング契約をしておくのがベター◎
(ちなみに、私は制限の心配なく使える30GBの契約をしています!)
Wi-Fiの調子がどうにもこうにも悪い日ってありますよね。
触ってもないのにプラグが抜けかけていたり(なんで?)。
毎日21時頃になると、急に速度が遅くなったり(近隣住民がNetflixタイムに一斉に入っていると思っていますが・・・違ったら怖い・・・?)。
特にオンラインミーティング中にWi-Fiの調子が悪いと相手に迷惑もかけてしまうので、
そんな時は落ち着いてテザリングに切り替えています。
但し、スマホの充電の減りにはお気をつけを。
フィリピンの場合:
フィリピン人とのオンラインミーティングの時、備えておくもの・・・それは、
咄嗟に切り抜ける雑談力と、強いハートです!!
フィリピンの雨季の大雨や雷雨は夕方になると突然やってきますし、
回線も混み合っていたり、そこまで強くないので突然停電になったり、回線が途絶えることも。
(引用:マニラの気候を解説!雨季のマニラは注意することが多い )
↑Steadyyが運営しているIngwishの、超分かりやすい記事をぜひご覧ください!
以前、フィリピン人クライアント様とのオンラインミーティング中に、現地で雷雨による停電が起き、
うちの現地スタッフが急に画面上から退出し、復旧できず戻れなかったことがありました。
日本から接続していた私と、タガログ語を話されるクライアント様だけが残り、
突然のタガログ語教室を開いてもらう事態に・・・!
お相手が優しい方だったのと、その場の勢いで、なんとか事なきを得ました・・・
2.リモート業務だからこそ、あらゆる連絡手段でこまめなホウレンソウをとり、肌感覚を意識!
リモートワークが出社での業務と違うところ、それは、相手の温度感が伝わりづらいこと。
そして、自分の温度感も伝えづらいこと。
その分、リモートワーカーとして意識したいところがあります。
国内の場合:
気をつけていることとしては、個人との連絡を取る際は、Chatworkの他にGoogle meetや通話といった
連絡手段を使い分けること。なるべく声や顔の表情を見て、見てもらって、
リモートで距離は遠くても、「肌感覚」が伝わるようにと意識しています。
フィリピンの場合:
対フィリピンとのリモートワークも、基本は国内と同じです。
メールやChatwork、Viber(日本でいうLINE)を使用して、チャットや通話で連絡をとっています。
一つ違うところは、チャットへのレス速度が遅い時に、
それをそのまま相手の業務態度として受け取るのは危険というところ。(笑)
対日本の時は、チャットへのレス速度も一つ意識しているところではありますが、
フィリピン人からのレスの遅さには、やんごとなき事情があったりします。
以前、リモートワークが始まった当初、
現地の固定電話からでないと連絡ができない場所に、問い合わせを依頼した際、
進捗報告があまりにも遅いので「サボりか?!」とあらぬ疑いをかけてしまったことがありました。
確認すると、「家に固定電話がなく、商店にあるこういう電話(↓写真)で電話をかけていて、
折り返しがあるまで前で待っているの!」と、想像以上の光景が・・・!!!
各国においてリモートワークの大変さは異なり、それぞれが新常識についていくために
今までしたことがない挑戦や努力をして、仕事が成り立っているんだなと思いました。。。
自分が見たことないものを想像の範疇で決めつけるってダメだ!と反省もした出来事でした!!
ここまで、リモートワークをする上で意識していることについて書いてきましたが、
改めて考えてみても、近くでお互いを見ることが出来ない環境だからこそ、
より「信頼」してもらえるかどうか、「信頼」がおける人でいられているか、
が重要なのかもしれないなと思いました。
この「信頼」というキーワードから思いつく、異文化エピソードを一つ思い出したので
最後に書いて、終わりたいと思います。
番外編:休みの取得について
日本の場合:
仕事とプライベートをきっちり分けている人も多いですし、
事前申請でお休みを取る際に、事細かに理由説明を求められることはありません。
フィリピンの場合:
同僚のフィリピン人スタッフがお休みする際、
疑っているわけでも無いのに、とにかく説明と証拠の提出(!?)をしてくれます。
ある時は、忌引の連絡をもらっていた日に、ご親族の葬儀終了後の祭壇の写真を送ってくれたり。
ある時は、親知らずの抜歯でお休みするということで、レントゲン写真が送られてきたことも。。(笑)
それぞれにホウレンソウの常識があって、その驚きと発見が面白いです!( ◠‿◠ )
次回のブログはMS部の上山さんです!
よろしくお願いいたします。
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