はじめまして、マーケティングソリューション部の杉森です。
「人生楽しんだものが勝ち」をモットーに日々楽しみを探しています。
趣味の一環で新しい発見や感動を求め博物館や美術館をよく巡ります。
その中で最近見たかった作品をようやく見られたので私の感動と共にご紹介したいと思います。
それがこちらの金魚です。元気に泳いでいる様子で生き生きとしています。
実はこれ、透明樹脂に書かれた『絵』なんです!
それを踏まえてみてみると・・・・・・やっぱり本物に見える!
この金魚絵師「深堀隆介さん」の作品を学生のころにテレビで見て
どうしても実物をこの目で見たいと思いながら機会を探していたところ
9月に神奈川で展示があったの見に行くことにしました。
もう、実際に見た時には感動と絵という概念が変わった印象を受けました。
透明なアクリル樹脂を何十層も分けて乾かし、その上に少しずつ書き重ねていく。
手法的には油絵に近いのですが、透明なキャンバスで書くことで本当に水の中を
泳ぐかの様な生きた金魚が生まれます。また、絵の影が床に落ちることで
自然な立体感と奥行きが生まれ、まるで写真の様に瞬間を止めた様な作品になります。
この桜の花びらも波紋も金魚も全て絵なのに今にも動きだしそうな雰囲気。
紙に描くだけが絵ではないのですが、この方の作品をすべて見ても
世界観・コンセプト・金魚への愛・技術
そのすべてが圧巻の一言でした。
金魚=鉢や水槽と思いますが、作品の中には傘やプラごみの中に空き缶の上
壁の割れ目や上履きの中等「ここにも金魚がいるのか!」というちょっとした
間違い探しのようなただ見るだけではない楽しさもありました。
出口近くでは撮影可の作品スペースがあり、そこにはアーティストの思い描く
架空の金魚屋という屋台がでていました。小屋を囲むように色とりどりの金魚の桶
祭りの夜店でみた金魚すくいを彷彿とさせる美しく懐かしい光景がそこにありました。
子供連れも多く、夏祭りをもう一度楽しめたと思う展示でした!
また面白そうな展示を見つけて出かけたいと思います。
次回のブログはMS部の田崎さんです!
よろしくお願い致します。
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